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耐震性にも優れた2×4住宅の魅力

先日、防災の日ということで、私が過去に経験した地震のお話をしました。

地震といえば、やはり耐震性。ここに触れないわけにはいきません。
技拓がこだわるツーバイフォー住宅について、お話ししてみようと思います。

もう技拓でお家を建てられた方は、2×4工法のメリットをご存知のことと思いますが、
これから家を建てたいと考えてる方は、是非ツーバイフォー住宅の素晴らしさを
知っていただければと思います。

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ツーバイフォー工法とは、19世紀初めの開拓時代に北米で生まれた工法です。
限られた資材で合理的に、かつ堅牢で快適な住宅が求められた時代です。

床・壁・屋根が一体となったモノコック構造であるこの2×4住宅は、
地震の揺れを1点に集中させることなく、6面全体で受け止め、
揺れの力を分散させるため、地震や台風などの外から受ける力に対し、
大変心強く、私たちの命を守る構造といえます。なおかつ
耐震性・耐火性などの基本性能に加え、最大の魅力はといえば、もちろん
構造重視というだけでなく、設計の自由度の高いデザイン性が魅力なんですね。
更には優れた断熱性・気密性が加わるという、大変合理性の高い工法だということです。

こうような構造の特徴があるからこそ、我々は広々とした大空間の演出などが
可能なのです。

日本の国土面積は、世界のわずか0.25%にすぎない狭い国土でありながら、
その国土の中に、全世界の7%にもあたる活火山が集まる場所であり、
マグニチュード6.0以上の地震の2割が、この日本で起きています。

もちろん世の中に、絶対といえるものはないでしょう。
しかし、この地震大国日本だからこそ、より安全性の高いものを
重要視する動きがあるのも当然ですよね。

そして、意外に知られていないことですが、建築資材としての強度でも、
「木材」は鉄やコンクリートよりも強いことが分かっています。
強度を測る引っ張り比強度で木材は、鉄の約3倍、圧縮比強度では、
コンクリートの実に約12倍という実験結果が出ているそうです。

平成7年1月17日のあの阪神淡路大震災でも、街が壊滅的な状況下にありながら、
ツーバイフォー住宅には大きな被害がなかったと、日本ツーバイフォー協会の
調べで分かっています。

死者の9割が、建物の倒壊による被害といわれたこの大震災。
この教訓を生かして、しっかりと自分達が住む家の構造を考え、
検討したいものですよね。

そして、先ほども触れましたが、構造自体に優れた断熱性と気密性をもつことから、
経済的にももちろんのこと、環境にも優しく、より少ないエネルギーで
快適に暮らすことができるツーバイフォー住宅。
これからのCO2削減を真剣に考えていかなければならない私たちが、
取り入れる暮らし方のひとつであるかもしれませんね。

技拓がこだわる「ツーバイフォー工法」「ドライウォール工法」そして「米杉」
これらは、美しさと機能性を兼ね備えているだけでなく、
家族の命を守る家づくりに、貢献してくれています。

以前にもドライウォール工法の耐震性・耐火性に少しにふれています。
そちらも読んでみてくださいね。


簡単ではありましたが、興味を持つきっかけにはなりましたか?

技 拓
by plus-spice | 2008-09-05 16:07 | 家を建てる
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